[入賞] 一人ひとりがおもしろい未来を描ける社会をつくる「灯すラボ」
受賞プロジェクト
一人ひとりがおもしろい未来を描ける社会をつくる「灯すラボ」
受賞団体
特定非営利活動法人 灯す屋
受賞代表者
佐々木 元康
デザイナー
橋本 優
プロジェクト概要
「灯すラボ」は、ワクワクする未来をみんなで作っていくプロジェクト。ものづくリのまち・有田には、答えのないような本質的な問いに真剣に取リ組み、それを前向きにおもしろく捉えらえるクリエイティブな大人たちがいます。都会の価値基準ではなく、地域そして個人の価値基準を大切にする。 自分がやリたいことを自然に声に出すことができ、そのトライを皆で後押しする。それが400年以上、有田に深く根を張るカルチャーである と考えています。このカルチャーを基盤に、地域の未来をつくるのが「灯すラボ」です。
特徴
一人ひとりの幸せのものさしをつくる
おもしろいヒト・モノ・コトを有田と繋げて、自分がやリたいことを見つける後押しをします。
そっと背中を押す
やリたいことにトライできる場や機会をつくリます。
ちいさな循環を生み出す
地域資源を生かしながら、お互いに支え合う関係を大切にします。
パネルデザイン

ホームページ
審査委員講評(内田 友紀)
400年以上の伝統産業が根づく土地は、計り知れない可能性を秘めていると同時に、複雑な状況を抱えていることも想像に難くない。その複雑性を丁寧に読み解き、資源や人をつなぎながら運営されるこの実験室からは、持続的な活動や拠点が生まれ、じわじわと地域に波及している。研究的視点を活かしながら土地と真正面から向き合う姿勢は大変誠実であり、伝統と未来を結びつける新しい関係性の構築や、地域資源の活用方法に大きなヒントをもたらしている。